高橋真梨子 ニューアルバ厶
「Adultica〜バラードを、いつも隣に〜」 2014年6月4日発売!
3年ぶりのオリジナル・アルバム。
「Adultica」(読み:アダルティカ)は、“大人の”“大人っぽさ” を表現した造語。
大人たちへ贈る新録バラード作品集。
収録曲
1.Romantic Puzzle
2.愛のAxel
3.砂漠の館
4.YOU'RE SO FAR AWAY ※セルフカバー
5.幸せ涙cry
6.DJがいつもかけるうた ※セルフカバー
7.キミ
8.出逢いに帰らせて(NHK-BS時代劇「酔いどれ小籐次」主題歌)
9.向日葵 ※セルフカバー
10.道しるべ
11.for you...(LIVE ver. )
http://www.the-musix.com/mariko/top.html
この十数年の高橋真梨子さんの躍進はすごい。
公式サイトのディスコグラフィーは、次の区分になっている。
1979~1984 / 1985~1990 / 1991~1996 / 1997~2002 / 2003~2008 / 2009~
1997~2002の時期
「tip top」[1997]
1.君の海に 2.Excuse me 3.黄昏まで 4.もうちょっと見つめて 5.無伴奏
6.Good-by Love 7.軌道 8.薔薇の女 9.不幸せになんか 10.海色の風~君住む場所へ~
「two for nine」[1999]
1.恋ことば 2.バースデーカード 3.万華鏡~without you 4.向日葵 5.フレンズ
6.夢一夜 7.センチメンタル 8.ライムライト~分岐点~ 9.Come Prima~出逢った頃のように
10.far away
「musee」[2000]
1.幸せのかたち 2.Bonita 3.蟹のつめ 4.Painter~アグリジェントへ戻りたい 5.Silent Love
6.デルタ 7.遠い夜明け 8.黙秘権 9.貴方と
「time of love」[2002]
1.枯れない花 2.去る者は日々に疎し~Out of sight,out of mind 3.Traffic~混雑
4.夜明けのミスト 5.say my name~心をニュートラル~ 6.電話 7.スフィア
8.街角 9.バイバイ 10.ときめいて空に 11.別れの朝 12.say my name
昨年、メディアに出る回数が多かったが、その際に告白していた更年期障害。
おそらくこの時期が一番辛かったと思う。
「無伴奏」や「夢一夜」「Silent Love」などの暗い色調の曲がある。
一方で「薔薇の女」「黙秘権」は激しい。
ただ共通しているのは、情念は内向して、感情は秘められている。
実は、このあたりのアルバムが私はとてもお気に入りだ。
このブログでも以前よく掲載していた。
http://blogs.yahoo.co.jp/realistvsidealist/45570304.html
http://blogs.yahoo.co.jp/realistvsidealist/45743651.html
http://blogs.yahoo.co.jp/realistvsidealist/63887767.html
http://blogs.yahoo.co.jp/realistvsidealist/63401810.html
http://blogs.yahoo.co.jp/realistvsidealist/62429967.html
http://blogs.yahoo.co.jp/realistvsidealist/61587371.html
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そして 2003~2008の時期
「method」[2003]
1.真昼の別れ 2.連絡 3.Triangle 4.never my love 5.ラスト・メール
6.それから…Marieと海 7.soy cantante 8.貴方がいる 9.プロポーズ
「cinema」[2004]
1.心閉ざさないで 2.真っ白いシャツ~Lonely girl Lonely boy 3.rainy street
4.夢って 5.月のダンス 6.色のたより 7.You turned to wind
8.my life 9.ワンダフルナイトcinema
「fiesta」[2006]
1.淡き恋人 2.僕の嘘 3.オレンヂ 4.そばにきて 5.哀愁の島 6.engage
7.可笑しなしあわせ 8.my Singer 9.やさしい指 10.時間のそよ風
「Swing Heart」[2008]
1.my little song 2.オレンヂ(single version) 3.メランコリー 4.not so bad
5.まァるい涙 6.たったひとつ 7.Lucky star 8.コバルトの海 9.教会へ行く
「method」[2003]には、この前の時期を引きずった感を感じるけど、
以後はトンネルを抜けた大人の歌になっている。なにより明るい。
もちろんこの時期の曲も大好きです。
ある時期「Swing Heart」を朝起きたら、すぐにかけていた。
朝の準備や朝食、そしていざ仕事へという流れにいつも繰り返し BGMとして聞いていた。
この前の時期の曲が 夜中にふと聴くタイプなら、この時期の曲は 朝に聞くのにぴったりな曲。
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そして2009年からの 「No Reason」3シリーズでは カバー曲を歌う。
http://blogs.yahoo.co.jp/realistvsidealist/59357462.html
http://blogs.yahoo.co.jp/realistvsidealist/61579886.html
特に 「No Reason 3〜洋樂想ひ〜」(2012)は好きな音楽の原点に戻って 歌うことを楽しんでいる。
「昔の恋で 幸せなふりをするのは、もうやめた」 (2012 soiree のキャッチコピー)
これは、真梨子さんの強い意思と、感じてしまう。
http://blogs.yahoo.co.jp/realistvsidealist/63137860.html
「歌うことは、私のはかない恋愛だと 歌というロマンへ 恋に落ちた」(「The Road」)
こうした流れを考えると、昨年のメディアへの登場もなんとなく理解できる。
歴史を感じます。実は、どこかで自分のこれまでと重ねているんですが。( ´ ▽ ` )
ともあれ、 今度はどんな真梨子さんだろう、楽しみ。